禅の教え。「却下照顧」

「却下照顧」 (きゃっかしょうこ)と言う言葉があります。足元をきちんと見なさい。と言う意味だそうです。足下とは拠り所となる自

分の心と言ってもいいですが、心が整っていなければ、拠り所とはなりま

せん。心を整える…それはまさに足下にあります。脱いだ履物があちこち

脱ぎ散らかす、履物が乱れていても気にならないという事は、それだけ心

が整っていないからです。

忙しいとつい脱ぎっぱなしになりがちですが、「忙」とは「心を亡くす」という

事です。心ここにあらずで、心が整っていないことが、履物に表れてくるの

です。いつでも履物を揃え整えて、ふっとひと呼吸置くくらいの余裕を持っ

ていれば、それだけ心が整ってくるから不思議です。普段からの行為が大

切なのですね。

古代ヒンドゥー哲人の言葉。

古代ヒンドゥーの哲人の言葉に「意識」が変われば「態度」が変わる。

「態度」が変われば「行動」が変わる。「行動」が変われば「習慣」が変わ

る。「習慣」が変われば「人格」が変わる。「人格」が変われば「人生」が変

わる。「人生」が変われば「運命」が変わる。「顕在意識」と「潜在意識」を自

己の内面において変えることによって、人は大きな力を発揮することがで

きる。ベルグソンは言った“自分の未来は自分次第だ”…………

悩める現代人の参考にしては如何でしょうか。

禅の言葉 「お陰様で」

「ご恩」を感じながら暮らす。

「お陰様」の心で私たちは生かされている。

普段何気なく使っている言葉に、「おかげさま」があります。この「お陰様」

とは、陰に隠れて見えないご先祖様やご縁をいただいた方々のこと。

その存在があって今の自分がある、と言う感謝の思いが込めれれていま

す。食べ物にしても私たちは当たり前のように毎日いろんなものを口にし

ていますが、禅では、その陰には100人の方の見えない恩恵があると教

えています。

仕事だって、目には見えない大勢の人のご縁がつながっているからこそ、

自分がそれに携わることができ、生活を支えてくれている。お陰様によって

生かされている自分を、それぞれに感じることが大切です。

禅の言葉。毎日を「丁寧に生きる」

「不生不死」 (ふしょうふし)・・「生まれて、死ぬ」ただそれだけ    

もっと肩の力を抜く生まれて、死ぬ・・・・どんなひとも、この摂理から逃れ

ることは出来ません。だから、少しでも長く生きることを願い、また、死に

ことに対して不安や恐れを抱くことになるのでしょう。

「不生不死」と言う言葉は、生死は変えようのない絶対なものである。と言

う意味です。

生も死も、私たちには手の及ばない絶対なるものなら、それについて思い

悩んだりしても仕方ない、摂理に任せる他はない。という事になりません

か。要はこだわる必要もないことになります。

「こんなふうに生きなければ」とか「死ぬまでにこれだけはしておかなくて

は」とい言った「縛り」が、心から消え去ってゆくのです。今この瞬間、自分

が生きている。「それだけですごいことじゃないか!」と思える。その「凄い

自分」を真剣に、そして淡々と生きたらいい。禅の心に沿った肩の力が抜

けた生き方とは、きっとそんなものだと思うのです。…と書いてあります。

森羅万象、自分ではどうにもならない摂理、悩んでもどうにもなりません。

自然に任せてもっと肩の荷を下ろして生きようではありませんか。

毎日を「丁寧に生きる」禅の言葉。「挨拶」

「挨拶」が禅語だという事をご存知ですか。「挨拶」は「心と心で会話する」

ための言葉。

「挨}も「拶」も押し合うという意味です。元来、禅僧がお互いに押し問答し

て相手の悟り程度を知ることを「挨拶」と言ったそうです。もともとの挨拶は

相手に働きかけて、その心の状態を知ろうとするものだったのですが、こ

れは現在の挨拶にも共通していると言えるでしょう。

「おはようございます」と声をかけて、相手から返ってくる挨拶の調子で、何

となく相手の心の状態がわかる。また、相手にもこちらの心が伝わってい

きます。明るき元気な声であいさつを交わせば、心と心でいいエネルギー

が交換できます。そして、お互いに気持ちよく1日のスタートが切れるはず

です。何を言っているかわからないような挨拶はやめて、スッキリと1日を

過ごしましょう。

禅の言葉「心の荷物」をソットおろすコツ。

身の丈で生きる。「名利共休」 (みょうりともにきゅうす)

禅の言葉で「名利共休」と言う言葉があります。

名利は「名聞利養(みょうもんりよう)」の略だそうです。

全体では名声や利得に執着しない心を持つ、という意味です。名声や利

得を笠に傲慢にふるまったりするのは、まさに、その名声や利得に執着

ているから。そんな態度を続けても、一時は周囲に大勢の人が集まって

来るかもしれませんが、もし、名声や利得を失ったらどうでしょうか。おそら

く、クモの子を散らすように人々は離れていくはずです。

名声も利得もずっと持ち続けられるものではありません。何かあれば、い

とも簡単に消え去ってしまうのです。

そんなものに執着せず、日常の中で心の充足を見つけるようにすることが

大切です。

お年寄りに席を譲った自分をふっと好きになる、と言った簡単なことでいい

のです。むなしい名声や利得よりも、ずっと心を豊かにしてくれます。

と言っています。心が貧しいことは寂しいことですね。

お悩みの原因は「莫妄想」ではないですか?

「莫妄想」(まくもうそう) 自分で心配の迷路を作っている人へ   禅語。

わざわざ心配の種を探していることは、ありませんか?

過ぎたことを何時までもくよくよ考えて、ため息をついている人。これから

先のまだ見えぬことを思い悩んでいる人。その悩みは「妄想」の仕業で

す。現実の起きてもいないことをあれこれと頭の中で組み立てて、そのあ

りもしない事に自ら捕らわれてしまう。それが妄想の力、抵抗しないでいる

と、あっという間にあなたを蝕んでしまいます。

やる気もなくなり、ものごとを素直に捕えることも出来なくなってしまいま

す。

そんな自分に気づいた時は、「莫妄想!」と叫びましょう。妄想することな

かれ。悩んだ時は、あなたが育ててしまったその「妄想ストーリー」に気付

いてください。そして、無垢な気持ちで現実だけを見てみましょう。

頭の中に心配の迷路を作って、自分から迷い込むなんて、ナンセンス!   

という事だそうです。

真理のことば。

「法句経」は真理の言葉。ブッタの教えを集積したものです。

物事は心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも、汚れ

た心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う。・・・・車引

く(牛)の足跡に車輪がついて行くように。

子育てに苦労しているお母さん方へ

「道しるべ」シリーズ。として初版に「あなたは子育てに悩んでいませんか」

を、小冊子で作っています。ゲラの検修も済み、いよいよ発行の運びとなり

ました。無償で配布したいと思っています。

読書

今日は、いくらか体調が良いのでベランダの日当たりで椅子に掛けて本

を読みました。朝比奈宗源著「人はみな仏である」白隠禅師座禅和讃・

一転語です。いろいろな本を読みますがやはり相談者に対応するために

仏教に関する本が多いです。どんどん読み進むという事は内容に魅力を

感じるかでしょうか?この本も私には為になる本です。禅に関する本は結

構面白いですよ。宗教に偏見を持たないであなたも読んでみませんか?

自分の運命は自分が開く。

持って生まれた宿命は変えることが出来ませんが、運命は変えることが

出来ます。2600年も前にブッタは現在も言い伝えられている運命論を

説いています。自分の運命は自分が開く。

今迄自分の運命が良かった人はどうしてでしょう。また悪かった人はどう

してでしょう。それは「因果の道理」を知らないからです。「因果」とはすべ

ての問題や自分に起こる様々な問題や苦しみ、それは原因があっての結

果です。それを因果関係とか因果報酬と言う言葉で表されています。

「善因善果」「悪因悪果」「自因自果」「廃悪修善」などのことです。

「善因善果」善いことをすれば善い結果を得られる。善い種を蒔けば善い

芽が出る。

「悪因悪果」悪いことをすれば悪い結果が出る。悪い種を蒔けば芽が出な

い。

「自因自果」自分のまいた種は自分で刈り取る。

「廃悪修善」悪いことはやめて善いことに改める。

私たちは小さな頃から「はなさか爺さん」の話を聞いてきました。皆に善い

ことをしていたお爺さんが桜の枯れ木に灰を掛けたところ綺麗な桜の花が

咲いたのです。真似をして悪いことをしていたお爺さんが同じく灰をかけた

ところ花は咲かなかった、と言う話です。これが「善因善果」「悪修悪果」と

言われるたとえです。

幸福な運命は善い行いから生まれる。善いも悪いも自分の運命のすべて

は自分のまいたタネが生み出したものですよ。と説いています。自分に降

りかかった問題は誰のせいでもないのです。すべて自分の行いの結果な

のです。問題を他人のせいにすることはなりません。今年から自分の運命

を善くするために「善因善果」で行きましょう。

心の禅語・「棺の蓋いて事定まる」

「棺を蓋いて事定まる」 人間の真価は棺の蓋をして初めてその人間の評価が定まる。

と言う言葉です。世間には金や名誉を異常に欲しがる人がいますが。

そんなもので人間の価値観は決まるものではないでしょう。いかに世のた

め人の為に尽力したか。それが最終的にその人の評価を決めるのではな

いでしょうか?

本の紹介。

若い方から定年前の皆さんに、特に40代からの方にお勧めの本です。

「林住期」五木寛之著 幻冬舎文庫 (490+税)

大変面白く自分の将来計画に役立つような内容の本です。お勧めです。

自分の「死」について考えていますか?

親しい仲間の友人が17日に肝臓がんで亡くなりました。昨夜の通夜式

・今日の葬儀と参列してきました。

親しい同年輩の友人が欠ける事は本当に悲しいものです。8人の仲間の

内二人が肝臓がんで亡くなりました。

一人は痴呆症にかかり何処へも出られません。年配になると仲間が次々

と病気になったり、逝去したりします。

明日は我が身かと身につまされます。人間は生まれたら最後、死を迎えな

くてはなりません。これを避けることは出来ません。如何にして悔いのない

一生を送ることが出来るのか、今考えることが大切ではないでしょうか。

私は常に人の為に尽くす一生を送ろうと思っています。現在サイドワーク

でカウンセリングをしていますが、これを一生の使命として行きたいと思っ

ています。唯一無料の相談所です。

ブッタの教え・人生は苦なり。

四苦、「生・老・病・死」と言う言葉があります。人間は生まれながらに

「苦」を持って生まれてきます。やがて年を取り病気になって死を迎えるわ

けです。これは誰も避けて通ることはできません。

どんな裕福な人貧しい人でも、頭が良くても悪くても誰も同じです。悩みや

苦しみを持たない人など決していません。生きているうちに善行を積み老

後は安らかに、そして静かに自然な最期を迎えたいものです。

気分転換になると思って

ウツ病でお預かりしている娘さんを連れて家内と3人で福島県高湯温泉

に1泊してきました。部屋からの景色に感動した様子でした。温泉にも3回

入ったようです。チョッとだけ気分転換になったようですが、普段出歩かな

いので疲れた様子でした。このまま順調に回復してくれれば幸いです。

肝臓がん。

知人が肝臓癌で手術をしたのですが、今一調子が良くなく、転移の疑い

があると言われて放射線治療をしたそうです。あまり元気がないとの事な

ので話し相手に行ってきました。

術後に抗がん剤治療をしたのですが副作用が激しくて現在はしていない

と言ってました。その代わりに漢方薬を調合してもらって服用しているとの

事でした。その後は食欲も出てきて現在のところ体調が良くなって来言っ

て通常の生活をしています。快方に向かってくれることを祈ります。

肝臓がんは何故起きるのでしょうか?仏教感から言いますと。ご先祖様の

中に幼くして、はやり病で亡くなった方が居られますと、どうやら肝臓や腎

臓などをやられる事になりそうです。昔は殆どの家に幼くして流行病で亡く

なられた子供さんがいたようです。きちんとご供養されていれば問題ない

もですが、もし、ご供養が本人に届いてないと問題が起こるようです。以前

にも書きましたがご供養とは、亡くなった本人にその死因を教えてあげるこ

となのです。これが本人に届けば納得して成仏してくれます。それには一

度のご供養で届く場合もありますし数度ご供養しなければならない時もあ

ります。これを「因縁を切る」と言うようです。ご供養が届けば快方に向かう

でしょう。これは、私自身、他の方の相談で実証済みです。肝硬変でイン

ターフェロンを投与されていたのですが、ご供養したら血液検査の結果完

治していました。その後インターフェロンの投与はお断りしたそうです。現

在はシルバー人材センターで働いていると言うことです。

世の中には不思議が一杯です。2500年も以前にお釈迦様が説いたと言

われている事を実践したらこのような結果が出たのです。摩訶不思議です

ね。

こんな簡単なことで元気になれるなら現在肝臓病で苦しんでいる方は実践

してはいかがでしょう。

立ち直りました。

1年以上前から高1の子供さんの、引きこもり・登校拒否の相談を受けて

何度かアドバイスを続けてきました。

先日その子が訪ねてきました。すっかり明るくなり体も大きくなり元気な姿

を見せてくれました。

お母さんからは週に2回ぐらいづつ電話連絡を受けていたので状況は大

体わかっていました。今年の初め頃から自分で通信制の高校に通い始

め、アルバイトもしバイクの免許も取得しました。また先日は中学時代の

友人と花火を見に出かけたそうです。友人が変な目で自分を見ているの

ではないかと心配したようですが、全くそのようなことはなかったようで本

人も安心し自信がついたようです。

すっかり元気になり元に戻ったと思いました。良かったですし安心しまし

た。お母さんからもお礼の電話を頂きました。私も少しはお役に立てたよう

です。

「因縁果」の言葉を知っていますか?

何事の問題も全てに「原因」があります。その原因が「縁」に触れて結果を

表します。これが「因縁果」です。

人が集まると、いろいろな話の中で「困った」という話が出てきます。子供

や仕事・病気などの問題が多いです。それぞれ原因があるのですが、そ

の原因は誰も解らないし感付かないのです。

先日も後輩から、85歳になる親父が脳梗塞を患って左半身が利かなく

なって杖を突いていたのですが、現在は杖も使えず歩くことが出来なくなっ

てしまったとの話でした。困っているんです。とのことでした。

先ず、頭の病気は人の話を素直に聞く耳を持たない「頑固者」がなりやす

いです。

次に左半身に障害がおこる。ということは、自分に原因があるのです。今

迄の考え方や生き方に問題があると右の脳が侵されるようです。ちなみ

に、右半身に障害が出る場合は左の脳が侵されているということです。左

の脳の原因は、ご先祖様の問題です。即刻、ご先祖様のご供養をして下

さい。きっと快方に向かうでしょう。

仏教の教え・中身は?

お釈迦様の説かれた仏法は、2500年以上も延々と伝わり現代に受け

継がれています。

仏法(お釈迦様の教え・皆さんに知られる法華経や般若心経)の中身は、

お葬式でお坊さんが唱えるためにあるものではないのです。では何を説

いているのかと言いますと、人間としての生きる道筋を説いてくださってい

るのです。人はこんな風に生きるのですよ。ということの指導書なのです。

決してお葬式のお経ではないのです。

皆さんも一度、一番入りやすい般若心経をひも解いてはいかがでしょう。

お勧めします。解りやすい本が沢山出版されていますから自分に一番

合った本を選択してください。

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担当者:ライフアドバイザー
あかおぎ ひろし

人は誰も幸せになるために生まれてきたのです。
自分や家族のいろいろなお悩みの相談を受けています。
汝、悩むことなかれ。どんな人でも悩みの無い人は居ません。
早く心と気持ちを軽くして、前を向いて生きて行きましょう。
多くの方が心と気持ちを軽くして幸せになっています。
どんなことでもご一報ください、無料で相談させて頂いています。