よく仏教の教えの中に「徳を積む」という事が言われていますが、これは
宗教に関係なく人間として生きてゆくうえで大変大事な事です。
私の所へ相談に見える方の殆どがこの言葉をわかっていません。又、徳
を積む前に感謝の心を切り離してしまうことは出来ません。
感謝の心=徳を積む となります。
では、「徳を積む」の意味は「自分の欲得を考えず人の為にする事」です。
この話をすると、どうして徳を積めばいいでしょうか。と言う質問がありま
す。徳を積むチャンスは手短なところにあります。
例えば、電車やバスに乗っている時、年寄りが近くに居たら席を譲るとか、
荷物を持ってあげるとか、これが特に繋がるのです。これは職場やご近所
の生活にも当てはまるのです。この行為は根底に感謝の心がある事で
す。困りごとや人眼関係の悩みなどで相談に来られる方のほゞ100%が
この感謝の心、気持ちをわすれていることです。人間は、感謝の気持ちを
忘れていると色々な災いが身辺に起こるものです。
あなたの御両親の組み合わせが違っていたら、あなたはこの世に存在し
ないのです。どんな御両親であっても、御両親に感謝しなければなりませ
ん。現在生かされている事、働ける事、美味しいものが食べられること、
お茶やジュースが飲めること、すべてに感謝の気持ちを持つことです。
この感謝の気持ち心があれば、徳を積むことは簡単です。
ですから、感謝の気持ち=徳を積む となるのです。あなたも感謝の気持
ち心を忘れずに人生を送ってください。全て上手くゆきますよ。(^^)/