その3 大いなる誓願は海のように深い
救済を求める人の前に現れる 

観世菩薩は、梵天、帝釈、大将軍、長者、居士、童女・・・・など、あらゆるものに身を現わす。そして感応して法を説く。衆生を度脱(すくう)こと限りがない。普門示現なのだ。
「大いなる誓い」というのが、四弘誓願だ。まさに、「利他の願」なのである。
衆生無辺誓願度 煩悩無数誓願度 法門無尽誓願学 仏道無上誓願成 この四つの誓願をかかげて、無明に苦しむ娑婆世界の衆生をすべて解脱させるというのが、観世音菩薩の願いなのである。「観世音浄聖は 苦悩・死厄に於いて 能く為に依怙と作れり 一切の功徳を具して 慈眼をもって衆生を視る 福聚の海無量なり 是の故に応(まさ)に頂礼すべし」なのである。一心に「法華経」にすがり、観世音菩薩の慈悲にすがりつけば、その一心を見て、やがてまともな人間に立ち戻ることができる。生まれながらの悪人はいない。悪に染まっていくのは、善人になろうとする精進の道が分からないからなのだ。
観世音菩薩は、『真観・清浄観・広大知恵観・悲願及び慈眼』をそなえている。真実を見とおす眼、清浄な眼をもち、そして宇宙の広大な智慧、人々の苦しみを除き、救ってやまない慈悲の心、をもっている。だから、「常にせん仰すべし」といわれるのだ。

 

 

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