一乗法とは

すべてを包括した絶対一の教え

法華経以前には、声聞乗、縁覺乗、の二つの教えがありました。他に菩薩乗、の三つの教えがありました。合わせて三乗と言います。しかし、三乗の教えのすべてに通じて言える欠点は、ただ自分中心の勉強やさとりであって、他のことを考えないことです。この意味で小乗(小さな教え)と非難されたのです。こうした小乗教に対して、般若経や華厳経や法華経は、すべて「誰でもみな仏になれる可能性がある」(悉有仏性)と説き、また、「自分だけではなく、他人をもさとらせて、しあわせにすべきだ」とすすめます。法華経では、ただ一つの真実の教えとして一乗法を説きます。一乗法を一ことで言いますと「いのちあるものはみな仏になる」という教えです。したがって、一乗と大乗とは同意語になります。現代の仏教書でも一乗と大乗とを同じに解釈しています。一乗法の呼称は、大乗教と三乗教とを包括して、絶対一の教えであるという事実を示唆します。日本では、聖徳大師が一乗法をこのように理解された最初の一人です。

 

 

お問合せ・ご相談 

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
090-8846-4589

担当者:ライフアドバイザー
あかおぎ ひろし

人は誰も幸せになるために生まれてきたのです。
自分や家族のいろいろなお悩みの相談を受けています。
汝、悩むことなかれ。どんな人でも悩みの無い人は居ません。
早く心と気持ちを軽くして、前を向いて生きて行きましょう。
多くの方が心と気持ちを軽くして幸せになっています。
どんなことでもご一報ください、無料で相談させて頂いています。