2023-12-21
百花春至って誰が為に開く
令和5年12月21日(木)晴れ
「ひゃっかはるいたってだれがためにひらく」という言葉です。
平田精耕老師の「禅語辞典 より良き人生への二百五十の言葉」の中で解説しています。
「いったい、花は何のために咲くのでしょうか。いうまでもなく、誰の為でもなく、また誰に見せようとしているわけではありません。と言って自分のためでも人のためでもありません。ただありのまま咲いているのです。自分の全生命を遺憾なく発揮して、精一杯にただ咲いているのです。」
私たちが花を見て「きれいだな」と感じるのは、「自分の全生命を遺憾なく発揮して、精一杯に咲いている」その姿に心を動かされているのかもしれません。