2023-06-23
惑わされず、勘違いせず。
令和5年6月23日(金)小雨
「鏡分金殿燭」(かがみは きんでんのしょくをわかつ)・・惑わされず 勘違いせず という意味。「鏡」は自分が映すものに惑わされない。
どんなに豪華な宮殿の中に居ても、絢爛に輝く蝋燭に囲まれていても、「鏡」は自分を勘違いすることなく、無心でその蝋燭を映し出します。輝いているのは自分でなく、蝋燭であると言う事を知っているのです。そんな「鏡」のようであれ、という言葉です。 人によって対応を変える人は、はたから見ても嫌なものです。「鏡」の本文はありのままを映し出すこと。「鏡」はただ無心で態度を変えず、映った相手を自分と見間違えることもありません。