ちょいといい話

*心を育め

新聞の「話の肖像画」にありました聖路加国際病院理事長 日野原重明さんの言葉をそのまま記します。

----世界は「100年に一度」という不況に苦しんでいます

日野原:しばらくは耐えることが必要ですね。これまでの過度なぜいたくを改め、もっと質素に生きることです。そして「自分のために」ではなく、他人のために動く、困っている人にもっと分ける。お互いに耐えて待つ以外にありません。現代人は、とかく「自己中心」に物事をとらえすぎです。

例えば、「65歳になったら介護保険で世話になる権利がある」という人がいますが、もっと自立して、いよいよになったら甘んじて受けるぐらいの心構えが必要ではないでしょうか。権利、権利とばかり言うのではなく、もっと謙虚な気持になることです。

-----「お金がすべて」という風潮も気になります。

日野原:愛あれば貧しくてもいいんです。戦争中、食べ物がなかった時代はおにぎり一つ砂糖一つでどれだけ感激したことか。豊かになれば感性が鈍ります。昔の日本人は、貧しいけれど、みんな感謝の気持を持っていました。

-----今の子供たちの周りにはモノがあふれかえっています。

日野原:分け与えると言う気持ちがありません。「余ったら捨ててしまえ」です。

世界では10億の子供達が飢えで苦しんでいるのにですよ。日本の子供は欲しいものは買ってもらう、お小遣いももらう、甘やかされる・・・。

そこでアイデアがあるのですが、日本の若者は就職する前に1年間、アフリカや難民キャンプへ行き、モノのない所での生活をしてみたらどうでしょう。そうすれば世界のことが少しは分ります。日本人は良い学校に入り、一流会社に就職し、「安定」することばかり考えていますが、イージーなことではなく、もっといろんな体験をしないとだめですね。

と言っています。

もう一度私たちも考え直さなければいけないのでしょうね。「安定」を求めるにしても現在の世の中ではとても無理のようです。政治の将来を見据えない欧米のまねばかりの「改革」を推し進めた結果が日本を国民をダメにしているのです。政治と教育の大切さをもう一度一人一人が真剣に考える時代が来ているように思います。

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担当者:ライフアドバイザー
あかおぎ ひろし

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