観音経の教えー7

本物の自分自身に目覚めよう。

*二求(にぐ)  人間の持つ内外両面からの欲求これを二求とよびます。

すべてを先取りして、観音様は与えてくれる、本当の気配りがそこにある。

拝むということは、観音様を通じてもう一人の本物の自分との対面なのだから、観  

音様と一体になるということは、とりもなおさず本物の自分自身に目覚めるという

ことであります。

本物の自分自身イコール観音さなのだから、本物の自分自身に目覚めた時には、

観音様のココロを所有したことになる。ゆえに、観音様の持つ霊験も同時に所有し

た事であります。

つまり、変な説教を聞くよりは、お経を読んだ方がありがたいよと言っているので

す。人間なまじ考えるから分からなくなりかえって弱くなり迷い始めるのです。な

らば寝ても覚めても、ただ行為を繰り返し夢中になってやってみる。これが一番な

のだと思います。無心に、自分のもっている実力でバアーンとぶつかってみる。い

わゆる理屈などないから恐怖もない。ただ行動あるのみ。

これが観音様の「施無畏」だと思います。

自由自在に遊ぶ、これは最高に幸せなことですが現実にはそうはいかない。仕事と

遊び、この両方の均衡がとれていないことには生きて行けない。

いやでもしなければならないのが仕事、したくても出来ないのが遊び。特に現代の

日本人、朝から晩まで忙しい忙しいと言っては心を亡くしてしまう。

遊び方にもいろいろあります。朝からマージャンや賭け事をやっているのは卑しい

遊び。本当の遊びとは、ゆとりであり工夫であり英気であります。

本当に遊ぶためには、まず自分を掴まなくてはならない。本当に自分を遊ばせるに

は他人の真似をしてもダメだ。自分をしっかりつかめば、遊び方もうまくなる。

自分自身のみの遊び方をしっかり身につける。仕事や勉強、それをイヤだと思うか

ら遊べなくなる。

自分から飛び込んで、ゆとりをもって楽しむ遊び、遊びの中から、多くの文化文明

生じるのです。この忍辱土たる浮世の中で、いかに遊ぶか、ここに深い意味があ

のです。

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担当者:ライフアドバイザー
あかおぎ ひろし

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