観音経の教えー4

*一心称名。・・・・一心に観世音菩薩の名を唱える。

釈迦入滅後、弥勒菩薩がこの世に現れるまで五十六億七千万年という気の遠くなるような無仏の時代に、庶民を救済する地蔵菩薩。その活動は六道全てに及びます。
「観世音菩薩普門品」の普門とは、あまねく門を開く、つまり表からでも裏からでも、縦からでも横からでも、どこからでも入れる。どんな悩みにでも、誰の悩みにでも、どこからでも受け付けてくれる。という意味です。

仏に手を合わせるということは、我々が思い描く理想の世界、心理真実、忙しさの為に忘れているもう一人の自分と、仏像を通じて対面することです。
自分が自分で、自分の本物を偶像を通して確認する行為。ということは、お詣りをするとは神仏を通じて自己確認をする世界であると言えます。するとここに自分を叱咤激励し、勇気を持つことができる。だからお詣りは、一心不乱にやるべきであり、一心称名がそこに生きる。
念ずれば通ず、という言葉がありますが、まさしくその通り、ここにお参りの世界があります。