呪文をとなえる
陀羅尼品二十六は要点だけを記載いたします。
陀羅尼品二十六は、毘沙門天や持国天はバラモン教の神様です。彼らは「世尊、私もまた、陀羅尼神をもって、『法華経』の持つもの擁護(まもり)続けます。仏教以外の神々も法華経を守る。と言います。
人生は迷いの連続だ。ウマイ話、あぶない話、いろいろやってくるけれど、今やっている仕事以外にいい仕事はないと、思ってみることだ。悪い状況ばかりではない。必ず時が回って、いい風向きになってくる。いい風ばかり追いかけていては、いつまでたっても、追いつかない。いい風を呼び込むには、こちらの心構え大切なのだ。耐えることも人生の味を深くしてくれる。人間は弱いものだ。失うものが多い人ほど弱い者なのだ。外から見て、きわめて強い様に見えるが、その心の中は、不安と嫉妬で一杯なのである。誰でも迷いはある。神仏にすがりたくなる時がある。特に一人になった時には、弱気になってしまう。そんな時、『法華経』の信者として、一心に呪文をとなえれば、だんだんと強い心がよみがえってくる。生きる力を与えてくれる。と記載されています。