2024-06-16
千里同風(せんりどうふう)
あなたの友は遠い空の下で
遠く離れていても、遠く離れていても、そこには同じ風が吹いている。
ある日、筆不精の友人から短い手紙が届く。そこに書かれた文字は、少なくても、行間に彼の気持ちが読める。同じ心境だな。今、この場所で見渡す空は何処までも続き、遥か遠くのその空の下に、同じ心を持った人がいる。同じように笑い。同じように悲しみ、同じように感じている人がいる。毎日見ている顔だけがあなたに共感しているのではなく、むしろ会ったこともない人々の頭上にもこの同じ空が広がり、同じ星を見ていることに思いを馳せましょう。