人間性を
「仏性」について法華経の解説書を読んでみると初めに書いてありました。「仏性」とは何だろうか。
現代は、心の荒廃の時代と言われていますが,荒廃どころか「心の焼野原」を悲しまずにはおれません。悪徳の業火で焼け尽くした人間の心こそ、新生の息吹に期待したいです。と記されています。
人間性(仏性と言う)の存在を信じることです。この仏性を開発する努力を怠らないなら人間復興は可能です。私たちは、何よりも先ず人間である事実を確認しましょう。人間は人間であることに目覚めて、はじめて、人間になれるのです。人間を最終的に救うのは人間の目覚めです。人間が人間を救わなかったら、誰が人間を救ってくれますか。今一番しなければならない事は、人間が信じあう事です。どのような人でも、その人の心の奥底に、人間を人間たらしめる「仏性」が埋め込まれていると言う事実を信じることが、いま何よりも大切です。と記されていました。