禅語です。寺で貰った小冊子に
令和5年9月23日(土)仏滅
彼岸の中日です。墓参りに行って来ました。社務所で線香を買った時に小冊子秋の彼岸号を頂きました。帰宅して紐解いてみると記されていました。「秋彼岸」の題で彼岸とは、此岸(しがん・現実の迷いの世界)と川を隔てた向こう岸のことであり、”悟りの世界”を意味します。
私たちは人生で思うようにいかない事にぶつかると、身勝手に自分の都合の良いように判断し、その結果迷い苦しみながら生きています。
その迷いの中に隠されている、ものごとをありのままに受け入れて分け隔てなく他者に手を差し伸べることができる「仏心」を、私たちは皆生まれながらに具えていると、禅では説きます。
春秋に1週間ずつの彼岸期間中は、仏法を聞き行いを正しくするために設けられています。禅の教えを学び、自ら彼岸に至る目的を成就する一助にし、またこの時期に先祖代々の霊魂をお祭りして、ご先祖様も彼岸に至らしめるとする良き縁と致しましょう。 以上のように記されていました。