「工夫創造」心の中にある受信装置
科学でも芸術でも、深く見つめる、”凝視”によって生まれる。と書いてあります。29歳で亡くなった詩人の八木重吉は、花を見て、「花はなぜ美しいか。一筋の気持ちで咲いているからだ」と詩んでいます。人が見ておろうが、そんなことは関係なく、咲いていると。逆風の時ほど、誰も自分の悲しい気持ちは分かってくれない。誰もわかってくれない場合、自然をじっと見つめていると、無心の自然現象が希望を呼び起こしてくれます。誰が見ていなくても一生懸命に咲いている花が、呼びかけてくれるのです。そして、どうしたら希望を持って生きられるだろうか?それをよく考えるのが「工夫創造」という心のはたらきです。
「感謝(感動)・希望・工夫」を私は「プラスの3K]と呼んでいるのです。物を見る時には、この「プラス3k
」の”杖のことば”が大事だということですね。 この言葉で何となく元気が出ました。