2023-02-06

「妻になお二指あり 今日も洗濯してくれる南無阿弥陀仏」

ハンセン病患者の静養所の話です。ハンセン病はほぼ絶滅したのですが、過去においてその病気の為に皆さん、とても辛い思いをして生きて来られたようです。その静養所の中に指が1本もない患者さんが居たようです。うっかりその方に「不自由だね」と声をかけてしまったと言います。するとその患者さんは、寮に還ると同じ病気の女房には指が2本残っているんです。だから動作は遅いけれども、掃除機も洗濯機も扱えるんです。と言い、上記の句を読んだそうです。この句を詠んで私も感動しました。自分に指が10本あると言う事に、何だか身が引き締まるような感じが致します。

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担当者:ライフアドバイザー
あかおぎ ひろし

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多くの方が心と気持ちを軽くして幸せになっています。
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