「われ、事において後悔せず」宮本武蔵の言葉の一節です。
人間が成長するのは、すべてについて反省するからである。過去現在に
おける自分の言動を、顧みて静かに点検する。そして今後は過ちの少な
からんことを願う。
これからはもっと賢く世に生きようとする。つまり、反省は前向きだから意
味があるのです。
反省の度が過ぎて後悔となる、後悔の念があまりに深すぎると、だんだん
自己嫌悪におちいる。そしてだんだん落ち込むのです。後悔は未来への
バネにはならない。後悔は人間を奮い立たせてくれないのです。
明日に向かって反省はするが、昨日にこだわる後悔に沈み込まない。ここ
の兼ね合いに処する知恵が、人生に意欲を生むでしょう。
と、書かれています。如何ですか?