禅語集を読んでいる中の言葉を記載します。
「光陰如矢」:こういんやのごとし。
聞いた言葉ですね。禅語では、光と陰とは、太陽と月のこと。
矢を放ったごとく、目くるめく過ぎ去ってゆく毎日。
何万年たっても一日も後戻りすることはありません。ただ太陽は急ぐ様子
もなく、なにくわぬ顔で輝いています。また月も同じように音も立てず慌て
ず、美しい満ち欠けを見せてくれています。
こんな天体(宇宙)のリズムに波乗りのように乗ってしまいましょう。
自分の小さな考えの中で自転して、空回りした時間を過ごしてしまわない
ように。
一日一度は空を見上げて、天体のリズムを感じてみてください。
決して「急げ急げ」とは言っていないはずです。
と解説しています。
宇宙のリズムに合わせて、自分のリズムとした方が良い結果が生まれる
のではないでしょうか。だって人間は宇宙の生き物ですからね。