第七節 つづき  

十二縁起(因縁)について

*「十二縁起」 十二縁起は無明に始まり老死に終わる。

一)無明     :無知であること。

二)(ぎょう)  :宿りたいという願い。

三)(しき)   :母親の胎内に初めて一個の生命として宿る。

四)名色(みょうしき)  :心身が発育していく。

五)六入(ろくにゅう)  :六つの感覚器官が徐々に完備してくる。

六)(そく)    :生まれた後に外界の様々な対象に触れる。

七)(じゅ)    :対象に対して苦楽を識別するようになる。

八)        :自分の欲する対象への愛着心。

九)(しゅ)    :自分のものにしようとする執着心。

十)(う)      :生存したいという欲望。

十一)(しょう)  :生をうける、生まれる。

十二)老死      :年老いて死んでいく。

以上が十二縁起です。

一〜二は、過去に於ける二つの原因です。

三〜七は、現世に於ける五つの結果です。

八〜十は、未来世に対する現在の三つの原因です。

十一〜十二は、未来世の二つの結果です。

これを“三世両重因果と言います。

この十二縁起は人間の一生を物語っているのではないかと私は理解しています。

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担当者:ライフアドバイザー
あかおぎ ひろし

人は誰も幸せになるために生まれてきたのです。
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汝、悩むことなかれ。どんな人でも悩みの無い人は居ません。
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