禅語 その10

「身心脱落」 (しんしんだつらく) 身心ともにさっぱりと  正法眼蔵(道元)

「脱落」は落ちこぼれとか、離脱する意味ではなく、一切のしがらみから脱

し、さっぱりした境地のことです。

道元の著「正法眼蔵」に、如浄禅師が「禅の修行には、焼香も礼拝も念仏

も懺悔も読経も不用。ただひたすら坐禅をすることが身心の脱落に通じ

る」と説いたと言います。

ひたすら坐禅し、身も心も一切の執着を離れた、自由で清々しい境地が

「身心脱落」なのです。欲しいもの方に入らない(求不得苦)、自分は他人

より損をしていると言った悩みは、他と比べる心と執着から生まれるもので

す。身心脱落とは、「わたしの身心」「他人の身心」という考え方を含め、一

切の執着から離れることを意味します。と説いています。

ここでは「執着心」について説いています。自分にだけ執着しているといろ

いろな問題が起こってきます。自分中心に物事を考えずに大きな心で捉え

ることが大切でしょう。

お問合せ・ご相談 

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
090-8846-4589

担当者:ライフアドバイザー
あかおぎ ひろし

人は誰も幸せになるために生まれてきたのです。
自分や家族のいろいろなお悩みの相談を受けています。
汝、悩むことなかれ。どんな人でも悩みの無い人は居ません。
早く心と気持ちを軽くして、前を向いて生きて行きましょう。
多くの方が心と気持ちを軽くして幸せになっています。
どんなことでもご一報ください、無料で相談させて頂いています。