尊徳のちょいといい話
利は不利に通ずる 尊徳の名言より
賭けをして負けるのは、勝とうとすることの変化である。
商人が不利を招くのは、巨利をむさぶることの変化である。
脱税や滞納は、しぼりとることの変化である。
*賭けで負けることは勝とうとする心の裏側であり、勝つ目的のために理性を失うからです。賭け捨ての覚悟で余財を生み出す正業に励むことです。
*商人は巨利をむさぼらず、買主の利益を計れば、何の不利もありはしない。
*脱税や滞納は、国の政策の不備不足が人民の反発、不満を生むのです。良き政治をしたならば、何の脱税、滞納もありはしない。と言っています。
現在の政治家にも聞かせてやりたいような名言とは思いませんか。いつの世も真理は一つなのです。時代が変わろうとも真理は永遠なり。