尊徳のちょいといい話
強運は毎日の勤労努力なくして開かれない 尊徳
毎日毎日の努力が無ければ運はこちらへ向いては来ない。毎日の勤労努力で、米麦も茄子、大根も実り、米を飯に変えて犬猫も人も喜ぶ。農民にこの道理を教え実行した尊徳です。
政治家・教育者・役人すべてに言えることですが、上に立つ者に使命感がなく、職責を果たそうとしなければ、世の中狂うのは当然です。国家経済の破綻も学校崩壊もその結果なのです。
「我」を捨てて、広く皆のために生きることは、いま、すべての人に求められているのです。「我」にとらわれていると、さまざまな問題が起こり、手違いが生じ、正しいこともまた水泡に帰すと尊徳は教えています。