西国二十九番 青葉山 松尾寺の「極楽(しあわせ)・地獄(ふしあわせ)の岐(わ)かれ道」の教えより仕事に対する考え方についてを書きます。
考え方・取り組み方の違いで、幸・不幸が分かれるのは、人生の諸相でかいま見る
ことができす。
「幸福への道」の中に「仕事を趣味に能率をはかる人」の一言が書かれています。
仕事とは、地獄のように辛いものではなく、打ち込むことで極楽になるという考え方です。
いわば「仕事を趣味に」という仕事観は、実は中世以来の日本特有の思想である。
その後、現代に至るまで日本人の意識の根底に綿々と流れている。だから日本で
「あの人はすごい」と社会的に認められている人を見ると、大半が仕事を趣味として
能率をはかって生きている人である。そういう人にはお金を貸しても大丈夫だと周りの人まで進んで融資をしている。明日が、自分の力ではなく周囲の力によって開けて行くのです。と教えています。
何仕事においても、自分に与えられた仕事に熱中し試行錯誤しながら努力してその道のプロを目指して頑張る事が大切であるという訓示ではないかと私は解釈します。