秋の彼岸。
9月20日は秋の彼岸の入りです。23日は彼岸の中日(秋分の日)です。
彼岸とは春と秋の2回、春分・秋分の日の前後7日間を彼岸と言います。この日は、
祖先の霊を供養し、墓参などが行われますが、彼岸の本来の意味は、七日間にわた
って行われる法会(彼岸会)の事です。彼岸の頃になると、寒・暖ともにようやく
峠を越して「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りにしのぎやすくなってきます。
彼岸の名称は、仏典の到彼岸(波羅蜜多と言う梵語の漢訳)から来ています。
現実の生死の世界から煩悩を解脱し、理想の涅槃の世界へ至ると言う意味です。
恒例に従ってご先祖の墓参りに行きましょう。