「観音」」献花・供養・回向とは?
献花・供養・回向(えこう)は生者のためにある。
観音様は私達を拝んでいるという証拠を挙げると、観音様やご先祖に花を供えるとき、花は必ず私達
の方に向けて供えます。何故でしょう?これは仏教が偶像崇拝ではなく、生きている凡人の私たちが
尊崇されているのがわかります。
「供養」と言う言葉があります。「供給(くきゅう)」と「資養」という仏教語が二字に約されてで
来た言葉で、供給はお給仕です。資養とは元手とか助けると言う意味です。ですから、仏にお給仕す
ることが、私たちの心の成長になると言う意味なのです。
また、「回向」するということは、180度方向を変える事です。花を献ずるのは「さとった私はいい
から、死んだ私はいいから、生きて悩んでいるあなた方こそどうぞ」とその花をこちらに向けてくれ
るのです。花を供養した私たちが仏に花を供養されているのです。
と書かれています。